会社ものがたり
STORY
会社ものがたり
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代表取締役社長  松川直樹

「社長になった日のこと」

– 父からの突然のバトン –
「社長としての立場をしっかりと認識して会社を運営しなさい」と25年前、父(現・会長)から突然そう言われました。

それが、私の社長としての始まりでした。
ただ、最初から全てを任されたわけではありません。ある意味「社長見習い」のような立場でした。社長になったばかりの頃は、「この会社を、どう導いていくか」など、あまり分かっていなかったと思います。
これまで、会長、副会長は二人三脚で会社を作ってきたので、私は2代目ですが、3代目みたいな感じで、25年間は、三頭体制で会社を盛り上げてきました。しかし、今期、会長も副会長も代表権を降ります。これからが本当の意味での社長です。

仲西店(本店)

「試練のなかで芽生えた覚悟」

-リーマン・ショックの直撃 –

社長に就任して間もなく、リーマン・ショックが襲いました。取引先からの受注は急減し、資金繰りが厳しくなっていきました。
– 銀行との交渉―眠れぬ夜 –

あのときが、社長として最も苦しかった時期です。資金確保のために、銀行と交渉を行いました。夜、目を閉じても数字と社員の顔が頭を離れず、眠れぬ日が続きました。プレッシャーは、言葉にならないほど重いものでした。けれど、その苦しみを乗り越えることで、会社を守る責任の本当の重みを知ることができたと思います

港川店

足腰の強い会社へ

会社は夢を叶える場所であってほしい

私は社員によくこう話します。

「この会社は、夢を叶える場所であってほしい」家族との時間、自分の成長、経済的な安定、社員それぞれが持つ「人生の夢」を実現する土台を、会社として提供したいと思っています。

経済情勢の波に左右されず、どんな変化にも柔軟に対応できる、人材力と組織力を兼ね備えた会社です。

売上や利益に一喜一憂せず、根っこがしっかり張った会社に。人が育ち、挑戦を後押しできる会社に。そして何より、社員さんが「ここで働いていて良かった」、また、社員さんが、家族も「ここで働いてほしい」と思ってもらえる会社にしたいと思います

浦添メイクマン店

和の心が支える、あたたかな職場

私たちが大切にしているのは、「和の精神」です。常日頃から、誰かがバタバタしている時は、サポートし合いながら仕事をしてほしいと伝えています。

助け合い、思いやり、気遣いのある社風にしたいと思います。

社員同士のコミュニケーションでは、社員旅行やバーベキュー(栄養会)、忘年会などの一緒に過ごす時間が、信頼関係を深め、未来へのエネルギーになっています。

私も、時々、アイスや飲み物を持っていきながら、支店をまわります。

社員は、笑顔で迎え、雑談が弾みます。

それが、私にとっては何よりの喜びです。

 

中部店(工場内)

「自動車業界の変革と、未来への挑戦」

EV・AI・自動運転…変化の波のなか自動車業界はいま、100年に一度と言われる大変革の真っただ中です。EV(電気自動車)、AI、自動運転、カーシェアなど、次々と新しい技術が登場しています。
– 今こそが面白い。だからこそ挑戦を –

私たちの仕事は、まさにその変化の「最前線」にあります。

今ほどワクワクする時代はありません。

「新しいことにチャレンジしてみたい」

「業界の常識を変えるような仕事をしたい」

そんな想いを持つ人にとって、これほど楽しく、やりがいのある時代はないと思います。

変化を怖がるのではなく、変化を楽しめる人、新しいことに前向きに挑める人――

そんな仲間と一緒に、これからの自動車業界を支えていきたいです。